- のし袋の表書きは?
- 神社で家内安全や厄除、初詣、七五三などの祈祷を受ける際には、幣帛の代わりとして金銭をお供えします。その金銭を、のし袋に入れてお供えする場合には、その袋の表に「初穂料」あるいは「玉串料」と書くとよいでしょう。「奉納」「祈祷料」などとしても結構ですが、前者には次のような意味があるのです。
まず初穂料とは、その年に初めて収穫された稲穂を、神さまにお供えしていた故事によります。このことから、いつしか神さまにお供えする金銭のことを、初穂料というようになりました。また、玉串料とは、改まった参拝や祈祷あるいは祭典に参列するにあたり、神前に玉串を捧げることから、表書きとして使用されるようになりました。なお、この玉串料という表書きは、慰霊祭などの霊祭や弔事の際にも使用できます。