- 「手水の作法」を教えて下さい
- 手水舎の水で両手を清め、口をすすぐことを「手水を使う」といいます。両手を清め口をすすぐことにより、身心を洗い清めるという意味があるのです。手水舎での作法は禊(みそぎ)を簡略化したものしたものとされます。
手水を使うときの作法は、
● まず右手で柄杓(ひしゃく)を持って水を汲み、左手にかけて左手を清めます。
● 次に柄杓を左手に持ち替えて、同じように右手を清めます。
● 再び柄杓を右手に持ち、左の手のひらに水を受け、その水を口にふくんですすぎます。
(このとき、柄杓に直接口をつけることは誤りです)
● 口をすすぎ終えたら、もう一度水を左手にかけます。
● 最期に水を入れた柄杓を立て、柄に水を流してから柄杓置きに伏せて置きます。